◆わたしの名山 〜九州以外の山のお話〜


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▼燕岳(2763m)

花崗岩群とハイマツの絶妙な配置が美しい
女性的な姿の燕岳です。

北アルプスの表銀座コースと言えば、北アルプスの代名詞と言われるほど有名なコースです。

その正面玄関の位置に聳えるのが、一度聞いたら忘れられない山名の燕岳〔つばくろだけ〕です。この
山へはJRの穂高駅から登山口がある中房温泉へと入るのが普通で、これまた有名な合戦尾根を登りま
す。急な登りが続くことで知られるこの尾根は、ちょうど休憩に良いポイントごとにベンチが設けてあり、途
中にある合戦小屋まで辛抱さえすれば、後は楽しい登りになります。特に、遠くに槍ガ岳が見えるポイント
を通るときの感動は忘れられないと思います。燕山荘が見えてきたらルンルン気分です。最後の緩やか
な長い坂をのんびりと歩くと、いつの間にか燕山荘前に到着です。目の前に北アルプスの山々がいっぺ
んに飛び込んできます。素晴らしい眺めに しばしうっとり・・・。今までの疲れが吹き飛んでしまいます。

1988年9月23日(金) 午前11時10分、私たち山の会の仲間5人は燕山荘の前に到着していました。
前日の夕方に九州を出発し、寝台車も使えずに列車を乗り継いでやって来ました。皆、極端な睡眠不足
だったのですが、ここまでは何とか快調なペースで登って来れました。
しばらく北アルプスの大パノラマを満喫してエネルギー倍増!・・・燕山荘前にザックをデポし、私たちは
雲上の散歩道を燕岳へと向かいました。まるで日本庭園の中を歩いているような感じです。およそ25分
で燕岳山頂に着きました。とても綺麗な山です。誰がこの山の写真を撮っても傑作が出来そうに思えま
した。(後年に登った鳳凰三山の景色と似通った印象をもちました。)

燕山荘へ戻ると 食堂に入り、牛丼とぶどうジュースを頼みました。その美味しかったこと!昼食をとって
いなかったからだけではなく、下界のお店と比較しても かなり旨い方に入るのではと思えました。
本当は この山小屋に泊まりたかったのですが、まだまだ時間があります。先を急がなくてはなりません。
私たち5人は重たいザックを再び担ぎ、何回も燕岳を振り返えりながら 大天井岳⇒槍ガ岳へと縦走して
行きました。







誰が見ても美しい姿の燕岳です。
燕岳山頂から眺めた燕山荘です。

燕岳山頂から、燕山荘〜常念岳方面を望む。